ひよこ、すずりにむかいて

呼吸は残らないけど文字は残る

220回夜を越えて ①親が人の家と違うと気付く

 毒親育ちでございます。一言目からあれですが。

この220日間、そして21年間、一番大きいことが、それを認識したことでした。

 

前回更新した日が9月末でしたね。

簡単に言うとあれから、

家出繰り返す(不本意)※のちに詳細→入院→家を離れた生活始まる、

という流れでございます。

 

説明しよう!不本意なる家出とは!

・・・。

ある日からぽつりぽつりと、家に帰れなくなりました。

 

昼でも夜でも、近くても遠くても、

帰り道に体がものすごく重くなったり、過呼吸になったり、

時間稼ぎにしかならないと分かっているのに彼氏と泊まって家から逃げたり、

家に帰れるときは頓服の精神安定剤を飲むのが当たり前になってきていました。

 

精神科自体は高校一年生の時から通っていて、病名は統合失調症になっていました。

(幻覚幻聴はなく、先生に聞いたら、そういうのもある、と。

先生は住んでる県でも有名な先生で、私もとても信頼しています。)

 

だから、その病気が悪さしているんだ、と思っていました。

や、まあそれもたぶん少しはあるんだけど。

 

その頃の変化はなんだろう、と考えると

小学校からの友人とはじめて両親について話したことでした。

 

きっかけはひょんな一言です。

(飲み屋、友人3人と話しているとき)

私「親の気分で怒られるときってさあ」

友人A「ないけど」

友人B「うちもないなぁ」

友人C「わたしも」

 

小さいときからほんの少しずつ思っていたことが、この時確信に変わりました。

 

うちの親、人の家と違うんだ。

 

長くなるので一区切りします。