ひよこ、すずりにむかいて

呼吸は残らないけど文字は残る

あいのはなし? デビルマンcrybaby感想※ネタバレあり

一週間くらいかけて見た。

ところどころ記憶があいまいだけど、

感じた事に重点を置いて記事を書こうと思います。

 

※以下ネタバレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメを見進めるのと同じくらいのペースで

原作も読んだので、それを交えつつ。

 

大雑把な感想としては、

展開のえぐさは新作アニメ、

心が追い詰まっていく感覚は原作が強いかな、と思った。

 

一話だけかと思ったラッパーがあんなに良い味を出すとは。

メインのラッパーが本当の意味でイケメンすぎた……。

 

あと、ミーコちゃんがめっちゃ好きです。

 

すっごいゲスな言い方をすると、あきらくんが

めっちゃセクシーだったので、あのシーンあの話はたまらんかったです。笑

 

 

そんで、感想としては、

了の生きている時間軸と、あきらの時間軸の違いの話かなと思いました。

 

あきらの人生が16年?くらいで、

そのなかで喜怒哀楽や愛情を学んだのに対して、

了はとてつもない長い時間を生きて、地球も滅んで、

やっと一つの感情を感じ始めたのかな、と思うと

ちょっとぐっときましたが、

自分の好きな解釈になっちゃってるかな?と思うと不安~。

なんかそこがベイビーかなと思ったのです……

赤ちゃんが少しづつ感情を覚えていく様子……

クライベイビーで一単語なのは分かってるけど。

 

原作完全版のあとがきでも書いてあったけど、

神様が成長したり、完璧ではない世界観を、

アニメでひしひしと感じました。

 

 

みきちゃんがめちゃくちゃ素敵な女の子でしたね。

でも確かに、一番の親友、隣に居る人だったらつらくなっちゃうなー……笑

 

あきらとみきが、同じ家で成長しつつも

互いにちょっと異性として感じているような、

どきどきというより信頼が強い

絶妙な関係にめちゃくちゃ萌えたんですけど、

あれはなんぞや・・・?と思ったら、

あれこそが愛だったのかなと思います。

最終話のあれもあるし。

 

みきちゃんが明るい愛、

りょうくんが暗い愛だったのかなと。

ざっくりと……

 

原作と名前はそのままで違う場所でキャラクターが出てきて、

うまく縫い合わせていく感じがありましたが、

現代版らしく、みきちゃんのネットのブログ?インスタ?的なもので

デビルマンを集めつつ、魔女狩りに向かっていく流れが、

す、すごかったですね……

リスペクトがすごい…!

大事なところの台詞も、不自然じゃない限り極力残されてて。

 

デビルマンという概念が、産まれてから自立して

一人で立派に歩いているのがすごい。

 

原作読み終わったときは、

どうしてこんなものが生み出せる人間がいるんだ・・・?

ネットスラングで言うところの

人生二周目かと思いました。笑

 

幼少期から父に名前を散々聞かされていて、

ようやく関わる(読む・見る)事が出来ました。

 

これからもずっと、心の中の大事な作品です。